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天草下島の北西端に位置する苓北町は、平成の大合併には加わらず単独での町づくりを続けています。
昭和31年には雲仙天草国立公園として、更に西海岸の一部は全国に先駆け、海中公園として指定されるなど、風光明媚な町です。
また、戦国時代末期には、天草地域においていち早くキリシタン文化を取り入れたこともあって、歴史遺産・文化遺産が数多く残る歴史の薫り豊かな町でもあります。
これらの遺産を広く周知するとともに、地域の財産として有効に活用するため、志岐城跡周辺には町温泉センター「麟泉の湯」や温泉プール、天然芝のサッカーコート、体育館、武道館などを備えた麟泉運動公園を整備し、スポーツ大会の開催や合宿誘致を進めています。
一方、天草・島原の乱の舞台となった富岡城跡には、富岡城を史実に忠実に再現した「富岡ビジターセンター」があり、天草の海をテーマにしたシアターや、日本や世界の文化遺産を映像で観ることができます。また、二の丸跡には町歴史資料館を整備し、天草・島原の乱にまつわる史料等を展示しています。加えて眺望が素晴らしい二の丸東角櫓は、令和4年度にワーケーションスペースとして再整備を行い、令和5年5月1日から『ワーキングスペース富岡城東角櫓』として利用を開始しましたので、是非全国の企業・事業者の皆様のご利用をお待ちしております。
また、苓北町は九州電力苓北発電所(70万kw×2基)が立地する電力供給の町であり、熊本県内の電力需給の3分の2を賄っています。
そして近年は、大型風力発電所の立地や大規模太陽光発電所の整備も計画されるなど、「電気のふるさと」としての歩みを着実に進めています。全国的に人口減少・少子高齢化が顕著となる中ではありますが、苓北町は地域を支える人づくりを重点課題として自然景観や歴史遺産、そして新たなエネルギー資産なども活かしながら行政、企業・産業団体、住民それぞれが連携しながら協働の町づくりを進め、「人が輝き 地域が輝く まちづくり」を目指していきます。
令和5年度から高速船を活用したサンセットクルージングも運航をはじめました。「雲か山か呉か越か・・・」と頼山陽が詠った天草灘の夕景は、訪れるすべての人に、癒しと明日への活力を与えてくれます。自然の恵み豊かな苓北町へぜひお越しください。